名前は知っていたレベル => 行ったことがあるレベルに昇格!
まず全体的な感想として
- 盛況であった。会場に人が絶えずいた。
- 顔見知り感の強い、いわばJaSST古参陣とでもいうべき人々がいる雰囲気を感じた
- 運営メンバーと企業さんはほとんど親しい関係のようだった
- 「わきあいあい」ああ、そうだそれだ
- この顔見知り間は、ひとつの分野を限られた人々で極めるときの雰囲気であった
- 講義型セッションは、参加したものすべてが最新動向の発表であった
- 内容は理解するが、業務に生かせるかはちとわからず
- ワークショップ型セッションに2つ参加した(BOFと「暗黙知を形式知に」)
- 参加者のごく一部ではあったが、どういう背景の方かを知ることが出来た
- メーヴェの人が見られて、話を聞けてそれはそれとしてよかった
- BoFセッションが自分としては大きなブレークスルーになった
- 後述。
- JaSSTで語られる内容のレベルがわかった
- 多くが「最新技術」であって「現場の悩みではない」
- たぶん、現場の悩みと最新技術とのギャップはこれから埋まっていくもの
- 埋めるための情報発信がJaSSTという場からあるかどうかに関しては、
- ちょっとわからぬ
- テスト設計コンテストの成果物を見て、固まった
- まず一歩引いた。別世界の代物だった
- 普段しているテストと作ったテスト仕様書はもはやおもちゃである
- 二日目になって、眺めて、パッと見ただけではわからないと悟った
- プレゼンポスターは濃縮度が高くて最後まで頭に入ってこなかった
- よく考えられている、んじゃないかなという雰囲気はわかった
- 成果物の分厚いテスト仕様書を少しだけ見て、ちょっと安心した
- 直交表とテスト手順を見て安心する自分に気づく
- どのみち中身を見るだけの元気は残されていなかったのだ
- 同じテーブルに着いた方はみな違う背景を持っていた
- リーダークラスの人、担当の人
- テスト専業の人、開発・テスト兼業の人
- テストに対する知識あるいは知識意欲の差
- 仕様文書があったりなかったり
- 話してみると共通点のある悩みを抱えていた
- テスト技術を教える方法がわからない、教わってもわからない
- テスト自体へのモチベーションが低い
- テスト技術を持っていると思われる人が少ない
- 急にやれっていわれる
- まあ、、、仕事は大体そんなものか!
- テスト担当者も開発者もやることと立場は違うけれど
「ひとつの製品の完成」に立ち会うメンバーである - そして日本では立場が同等とは受け止められない
- 低い扱いのケースが多そう
- たぶん偏見、、、たぶん、、、
- 両者に(あるいは関係者全員に)必要なのが「製品に対する知識」である。
- 「ドメイン知識」とか「やりたいこと」などと称される
- 後で気づいたんだけど「仕様書」という形で文書化されることが多い
- テスト技法も重要だけど仕様とその暗黙の知識を伝えたほうがいい感じがする
- 技法は後で使いどころが出てきたら使えばいい
BoFセッションで同じテーブルに着いた皆さんに、一人の人間として感謝したい。テストに対する知識も経験も薄い自分としては、身近な時間の対話から得られるものがとても多かった。もやもやしたものを晴らすきっかけとなった。自分の思ったこと、感じたことを出来るだけ素直に話しただけなので、場をかき回したのではないかなとは思っている。同席した皆さんにも得られるものがあれば、と思う。
しかしまあ改めて言葉にすると「そんなこと聞いたことあるよ」である。すごいことに気づいた気がしたんだけど。これが知識が身になるということか。
あとは実践か!である。うん、参加してよかった。