windows 8 の開発リソースは、(驚くべきことに)MSDNを参照したほうが網羅性は高い。開発入門から始まり、ガイドライン、宣伝の方法、初めてのプログラミング、サンプルリソースなどなど、かなりの情報が詰まっている。すべて見たわけではないが今のところかなり優良なリソース集であると考えている。
が、そこはやはりMSDN、英語リソースがまだほとんどなのと、ほしいリソースまでのパスはあいもかわらずたどり着きづらい。わかる人向けである。
このムックでは、VS2012による Win8 Store App の開発入門編となっている。内容としては「試行錯誤わかったこと」という体裁になっている。実際にアプリケーションを作ってみて、こんな風にできるよ!という紹介である。
その分、網羅性は低い。けれども、こうやってできるんだー、ということはわかる。わかるのではないかと思う。少なくともわかったふりはできるぐらい、Desktopソフトとの差はわかるようになる。、、、と思う。必見である(2013年3月現在)
と、前置きが長くなった。まとめ。
なお、立場として「C#開発者で、VBで来られてもなんとなくわかる」ぐらいのレベルで。このムックは、コードの大半が VB.NET によって書かれている。
HTML5 + JavaScriptによるプログラミングについては今回触れない。
まず、最終的に作るアプリケーションの例としては(いずれもStoreAppのスタイル)以下の通り。
- オセロソフト
- メモ帳
- ベンチマークソフト
- 簡易住所録(C#のみ)
- Windos 8 の開発環境について
- VS2012
- 3バージョン : Win8, Web, Desktop
- Win8 用のライブラリ
- Store App 系
- .NET for Store App
- API + COM for Store App
- Desktop系
- .NET
- API
- StoreApp系のライブラリについて
- .NET 名前空間一覧
- かなり役立つ。名前空間一覧は意外とほしくなるもの。
- API 一覧
- Win32APIの中で利用可能とされるもの表(MSDN抜粋)
- VBプログラミング入門&Win8アプリケーションの基礎:
- イベント型プログラミングのスタイル
- Gridコントロール重要
- Page.OnNavigatedTo
- XAMLはコードで書くのがよい(きれいな状態を保てる)
- インテリセンスが効く
- MessageBox.ShowAsync() --- Async. 非同期。(async -await構文)
- オセロを作ってみる(実はあんまりちゃんと読んでない)
- Gridでボードを作る
- レクタングルを並べる
- タッチしたら処理をする
- デバッグ表示をしてみよう
- 判定が難しい
- AI(ランダム)を作ってみたが弱い
- XAMLコントロール紹介
- 全紹介:XAMLコントロールと、コモンXAMLコントロール
- 以下なんか「あることを覚えておこうかな」と思ったもの
- 詳細は調べるか買うかしてね!
- FlipView : めくって選ぶ
- ListView : 縦横に並べる(ITEM)
- GridView : マス目に並べる(ITEM)
- GridControl : マス目に並べる(Control)
- 一部連結可能
- StackPanel : 横縦に一直線に並べる(Control)
- ITEMとControlというなんとなくの違いがあることがわかった(感想)
- テキストエディタを作ってみる
- XAMLでエディタっぽくする
- ファイルを保存する:マニフェストの設定が必要
- アップバー(App Bar)に追加してみる
- Async, Await のプログラミングスタイル
- ファイルを開くには:Windows.Storage.Pickers.FileOpenPicker()
- Pageを増やしてページを移動(エディタの設定ページを作る)
- 移動時にコントロールのデータが失われる!保存しておく必要あり
- 設定にいろいろ追加する方法(右、Charmの設定のあれ)
- バージョン情報とか
- OnNavigatedToは別ページから来た時も呼ばれる
- ベンチマークソフト(ちゃんと読んでない!)
- エラストテネスのふるい
- Parallel.Invoke() による並列処理
- SQLiteを使った簡易住所録(ちゃんと読んでない!)
- SQLite-netの導入法
- SQLiteの使い方
- 以降HTML5+JavaScript
- HTML+CSSの記述方法から書いてある
- HTML5っぽさはわからなかった(使用経験ないものでして、、、)
- HTML + JavaScriptでのStoreApp作成方法
- ちゃんと読んでないけどグラフとかエディタとか作ってるみたい
- あとVS.NET 2012 の良さ紹介
なお、一番気になる点として
VS2012 for Win8 は「Windows 8 OS でしか動かせません」
ムックのせいではありませんね。ええ。そこの準備については書いてません。何とかしてね!
というわけでした。以下宣伝。
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